CDPを活用した効率化! ~広告のフリークエンシーコントロール~
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CDPを活用した効率化! ~広告のフリークエンシーコントロール~

こんにちは。DXnoteディーエックスノートです。

CDPシーディーピーは、売り上げを伸ばす施策への活用だけではなく、広告コストや人的リソースなどの効率化・最適化によるコスト削減や人的リソースの負荷抑制、リスク低減などにも活用できます。今回から数回に分けて、上記の具体的な活用方法を説明していきます。

DXnoteでは、企業のDX推進に貢献するため、データ基盤(DWH/CDP)・マーケティング基盤(MA/接客など)の側面から情報発信をしていきます。
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そもそもCDPとは何をするためのもの?DMPと何が違うの?等まだピンと来ていない方は下記にまとめてありますので、こちらも併せてご覧ください☟

|CDPの活用は攻めにも守りにも

CDPは決して安いシステム投資ではありません。前述でお伝えしたとおり、売上拡大のための「攻めの活用」だけではなく、コストやリスクの抑制のために「守りの活用」にも効果が期待できますので、攻め守りの両方で最大限に活用していくことで、費用対効果をより高めていきましょう。

ですので、社内でCDPの導入を検討している場合は、売上向上への効果試算だけでなく、コストやリスクの抑制のKPIへの改善効果も併せて試算してみると良いですね。会社がすでにCDPを導入しているのであれば、自社で導入済みのCDPの機能と照らし合わせながら実行可能な守りの活用をぜひ検討してみてください。

企業によっては広告配信の最適化だけでCDPのコストを賄うほどの効果を出しているところも少なくありません。デジタル広告の出稿にマーケティング予算を多く割いている場合は、今からご説明する「広告のフリークエンシーコントロール」をぜひ実践してみてください。

他にも、

CDPの「守りの活用」
・オフラインの営業組織が人件費として大きい業種(Webでリード獲得→営業商談で契約獲得する大型商材やBtoB業態の場合)で、営業活動効率化によるオフラインコスト最適化
・不正検知へのデータ活用による被害縮小
・専門人材への依存度を軽減させることでのコスト削減

などCDPの「守りの活用」は広範囲にわたります。ここから数回にわけて効率化の例についてご説明していこうと思います。

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|CDPによる効率化例:広告のフリークエンシーコントロール

矢野経済研究所の発表によると、インターネット広告費の国内における市場規模は2020年度には2兆円を超えると見込まれており、今後さらに成長を続けていくことが予想されています。

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この記事をご覧いただいている方の中にも、広告運用業務の担当で、媒体やクリエイティブごとのCTRシーティーアール(Click Through Rate - クリック率)やCPAシーピーエー(Cost Per Acquisition - 顧客獲得単価)などの指標とにらめっこしながら、日々広告コストの最適化に取り組まれていたりすると思います。

広告の最適化を行う施策の一つとして、広告のフリークエンシー(配信頻度)コントロールがありますね。簡単に説明すると「ある人が4回広告をクリックしたら、その人には広告を配信しない」というものです。デジタル広告は、GoogleやYahoo! を始めとした各広告媒体ごとでフリークエンシー(配信頻度)のコントロールは可能ですが、各媒体を横断したコントロールまではできないのが現状です。

下図の場合、Aさんは広告をクリックして合計8回サイトに訪問しています。
しかし、通常は広告媒体ごとにしか流入回数(広告クリック数)は管理できません。そのため、3回広告をクリックしたユーザーへの広告配信を止めたい場合、Aさんに対してはGoogleの広告配信は停止できますが、Facebook、Yahoo!の広告配信を止めることはできません。画像2

出典 著者名:小畑 陽一 (著), 菊池 達也 (著), 仁藤 玄 (著) 書名:ユーザー起点マーケティング実践ガイド 出版社:マイナビ出版社 出版年:2021 該当ページ:138

ここでCDPの出番です!
CDPであればユーザーごとに各広告媒体の流入回数を横断して集計できます。つまり、ユーザーごとに広告配信のフリークエンシーコントロールが可能になるため、広告配信の超過(オーバーフリークエンシー)を防ぐことで、コストの削減につながります。さらに、CDPであれば広告の配信回数だけでなく、メールや自然検索流入などの条件も含めて広告配信のフリークエンシーをコントロールできます。

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出典 著者名:小畑 陽一 (著), 菊池 達也 (著), 仁藤 玄 (著) 書名:ユーザー起点マーケティング実践ガイド 出版社:マイナビ出版社 出版年:2021 該当ページ:138

例えば、広告配信後に自社から配信したメールや、自然検索で流入してきたものであれば、一定の関心をもってくれたユーザーだと判断し、広告を停止することもできますね。横断的な広告流入回数に加えてユーザーの属性や行動も検知し、ユーザーごとに広告配信ターゲットをコントロールすることは、CDPだからこそ実現できることです。

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次回のnoteは、CDP効率化例の続きとして、顧客への重複コミュニケーション(主にメール)の排除について書く予定です。顧客情報が各部門で分散して管理されていることによって、各部門が独自にキャンペーンのメール配信やDMの送付などを行ってしまい、顧客にとって、同じ企業から同じような情報が複数回届いてしまう。そういうことが重なっていくことで、顧客にいい印象をもたれなくなってしまう。こういった課題もCDPを活用することで回避できます。また次回のnoteでお会いしましょう!


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