見出し画像

個人情報保護規制による<あらためて>自社会員データの重要性

こんにちは。DXnoteです。

DXnoteでは、企業のDX推進に貢献するため、データ基盤(DWH/CDP)・マーケティング基盤(MA/接客など)の側面から情報発信をしています。

さて、今日はみんなが気になる個人情報保護規制についても触れておきます。本記事では概要や影響理解のための情報をまとめることとします。(詳しい情報は官公庁HPや、専門サイトで!)

画像2

プライバシー保護規制はCDPを導入すべき、見逃せない時代の流れですね。結論から述べると、自社のユーザーの会員化と活性化を推進するCRMの重要性は飛躍的に高まっています

先日、とあるクライアントとの会議でも話題に上がりました。

「もしかしたら広告からCRMへ予算をダイナミックに移す判断をせざるを得ないかもしれません。もう広告で投資対効果を上げられる余白は限られているのかもしれず、LTVで広告効果を評価できる仕組みを作りたいと思っています。分析の結果いかんではCRMへの投資配分を最適化(増加)して、既存顧客からの収益向上にあらゆるリソースをシフトすることも考えています。」

とのことでした。このように検討を進めているマーケティング担当者も多いことと思います。

|プライバシー規制による影響は?

欧州では、個人情報などを域外に持ち出すことを禁じる欧州一般データ保護規制(GDPR)が施行されました。米国ではCCPAの施行、日本では改正個人情報保護法が施行されました。国だけでなくプラットフォーマーの動きにも注目です。Appleは、2021年中にスマートフォンやタブレット端末に割り振られているIDをユーザーの許可がない限りアプリ開発者などに提供しない、としています(IDFA)。これにより端末固有IDを利用してきた事業者はデータ取得が制限されます。ここで大きな影響が出るのが、Facebookなどアプリ内でIDFAを利用して広告を提供しているサービスです。3rdPartyクッキーの事前同意をしなければ利用できない規制に加えて、このIDFAのインパクトも非常に大きいと思っています。

日本ではiPhoneのシェア率が約70%とも言われ(調査会社によって50〜70%とさまざまな結果がw)、世界でも圧倒的なiPhone大国です。日本においてiPhoneは若者だけでなく老若男女に浸透しているため、iPhoneを提供するApple社の規制による影響は大きくなる一方だと思います。

画像1

2020年11月、このApple社のIDFA規制に関する興味深いニュースが飛び込んできました。Facebook社がID取得の規制を想定した実証実験を行ったところ、広告収益が40%ダウンしたという衝撃的なニュースです。つまり広告主にとっては、新規顧客を獲得する難易度とコストが上昇する可能性を示唆します。

この影響はもちろんFacebook広告に限定された話ではありません。サードパーティクッキーの規制も相まって、今後のデジタル広告戦略は白紙になる可能性すらあります。企業は今まで以上に既存顧客への依存度が高まるでしょう。

|CRMを強化しましょう

では、そんな世界的な規制強化の流れの中で、CRMを強化するとはどういうことなのでしょうか?

画像3

CRMを推進するためには、まず顧客の端末IDと連絡先を取得しなければなりません。Facebook同様に一般の企業においてもiPhoneの端末IDを取得する「承諾率」が新たなハードルとなります。ID提供の「承諾率」は、企業と顧客のエンゲージメントの高さを示すKPIにとって変わるかもしれませんね。

その端末IDや連絡先といったデータをCDPに格納して、顧客個人を特定できるようにし、CRMに活用できるシステム環境を整備しなければ、日を待たずして事業継続に暗い影を落とすことになるかもしれませんね。

ただ、見方を変えるとポジティブに状況を解釈することもできます。

エンゲージメントの高いブランドは相対的に競争優位性を高められるとも言えます。ブランドの持つ信頼貯金は、ID承諾率を高める効果があると推測されます。つまり、顧客とエンゲージメントを築き上げるCRM活動は、将来の優位性を勝ち取る筋道になるでしょう。

|まとめ

① 個人情報の法規制は待ったなし
② 広告よりもCRMが重要になる可能性も
③ CRMに必要なID承諾率が重要KPIに?
④ ID承諾してもらえるブランドに優位性が

法規制に対応してガバナンスを高める中で、自社の優位性を損なわずに事業継続していくためには、結局のところ顧客との信頼関係を築き上げるという原理原則に行き着くのだと、つくづく思い知らされます。

みなさまの事業が、プライバシー規制の流れの中でも力強く成長をさせていくため、優位性を作る視点としての示唆をお伝えできればと思いこの記事を書いてみました。お役に立てたら幸いです!

ーーー

「CDP無料診断」やっています!マーケティング課題に対してCDP活用をお考えの皆様へ、目的実現のために在るべきデータ構造を貴社に合わせて弊社が診断・ご提案いたします。


ありがとうございます。よろしければシェアもお願いします♬
CRMエージェンシーとして、クライアント企業のオンラインとオフラインの統合データ分析・コミュニケーション施策立案・実行PDCA運用などのデジタルマーケティング活動支援を行うUNCOVER TRUTHがノウハウや実例を織り交ぜてお届けする、DXマーケ担当者を応援するメディアです。